2006-01-01から1年間の記事一覧

氏とパワー・バランス

日経新聞の夕刊で見つけた記事。面白いというか、ああやっぱりというか。 記事は、タイ北部の山間部の村における末子相続の慣習を紹介したもの。チェンマイからほど近いポンイエンナイン村というところでは、末子相続の慣習が残っていて、娘に面倒を見てもら…

やなもの見ちゃった。

朝からイヤな気分になった、その気分を書き散らすので、そういうのが好きでない人は読まないでね。 仕事に行くのにホームで電車待ちの列に並んだら、となりに立っている年配の女性が携帯電話でずっとしゃべっているのに気づいた。近くで携帯で話をされるとい…

西の魔女が死んだ

出版されて10年以上になるこの童話の存在に、この夏に初めて気づいた。以来、何となく気になりながらそのままになっていたのを、ようやく手にして読んだ。主人公の「まい」が若葉の季節を祖母の家ですごし、「魔女修行」をする話。突き刺ささるように印象に…

『アリーテ姫の冒険』読了

全部で8章からなるこのおとぎ話を、寝る前に1章ずつ、ちびちびと読んだ。以下、ネタバレ(っていうほどのことはないのだけど。笑)アリーテ姫は、父王(←バカ)が魔法使い(←こいつもバカ)の悪巧みにのせられたとばっちりで、魔法使いに幽閉されながら3つの…

喪中葉書

郵便受けに喪中葉書が入ってくるようになった。そろそろ師走。今日は、大学時代の同級生からのものが届いていた。今年は不幸が相次いだようで、夫婦連名の葉書の文面には「7月に父○○ 10月に母△△が永眠いたしました」とある。さすがに1年で2人を見送るという…

伊吹文科相の棒読みメッセージ

ニュースを見ていて、あらためて怒りがふつふつと・・・。 伊吹文明文部科学相は7日の閣議後会見で、自殺予告の手紙を送った差出人に対し、「命は一つしかないものだし、自分だけのものではない。君が生まれた時はお父さん、お母さんが君の命を腕の中に抱き…

アリーテ姫の冒険

いつも巡回するのを楽しみにしている界隈(いくつかのブログ)で、ちょっと前に話題になった『アリーテ姫の冒険』(英語版)が、今日手元に届いた(原題は"The Clever Princess"「賢い姫君」)。アリーテという名前の賢いお姫様が、知恵と勇気で数々の困難を…

リテラシーの不足と思考停止、想像力の欠如

NHKの「クローズアップ現代」で、若い人の漢字の読み書きの能力が著しく低下していることを報じていた。携帯メールやパソコンの普及、それに費やす時間と、読み書きの能力、思考力の低下との関連に言及したりして、なかなか興味深かったのだけれど、冒頭の例…

米・中間選挙で遊んでみた 〜魔法のMD5 - MD5バトル

拾いもの。 自分のハンドルとオットのハンドルで対戦させてみたりもしたのだけど、断然こっちのほうが面白かった。【共和党 vs 民主党】 [共和党] 攻撃:78 素早さ:90 防御:14 命中:50 運:11 HP:139 [民主党] 攻撃:65 素早さ:14 防御:33 命中:98 運:14 HP:173…

自殺報道のあり方

とりあえず貼っておこう。■ライフリンク:自殺報道のあり方について

人の悪口

他人の悪口など言うものではない、ということの本当の理由は、それが人としてはしたない行動だからだとか、当の本人にばれたら気まずいからとか、そんなところによりも、聞き手に、いざ自分がその対象となったときにどう悪しざまに言われるかを容易に想像さ…

「トリスタンとイゾルデ」

が映画化されたそうで、きのう(10月20日)の日経夕刊に短評が載っていた。評には「この底の浅さ、漂う二流感はどうしたこと?」とあったけれど、もし脚本のたたき台にワグナーの台本を使ったんだとしたら、当然の帰結なんじゃないか(笑)。 もちろん一般論…

出来心

先日、仕事に行くときにプリペイド式のバスの乗車券を使った。手元には使い切った(のに捨てていなかった)ものと、まだ残額がたっぷりあるものと、2枚。乗車したときに、誤って使用済みのものを差し込んでしまいエラーが出たので、もう1枚のほうを入れ直…

こどもに募金活動をさせるということ

それって反則なんじゃないのか、なんて思った。 10月1日から12月31日までの3ヶ月間が赤い羽根共同募金の募金運動期間だそうで、昨日出かけた先でも駅前で小学生と思われる男児たちが大人に付き添われて募金活動をしていた。 そろいの野球のユニフォームに身…

昇格(笑)

今日から、はてなダイアリー市民だって。

戦隊バトン

マイミクのじゅんこさんから「戦隊バトン」なるものを受け取った。とりあえず、やってみることに。 始まりの合図 Bella vita militar! (Cosi fan tutte)(「始まりの合図」の意味がよくわからないけれど、とりあえずテーマ曲ってことで) 身長は? 164cm 身…

「不覚」違い

きのうのエントリのリンク元をたどってみて、「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」がシリーズの中でも名作の誉れの高い作品だということを初めて知った。知っていたらあんなエントリをわざわざあげるなんて恥知らずなことはしなかっ…

なぜか「クレヨンしんちゃん」

7時のニュースが終わったら見るべき番組がなくなってしまって、ふだんならここでテレビを消すのだが、なぜか「クレヨンしんちゃん・嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」(2001年)を最後まで見てしまった。 不覚にも、途中と最後でホロリときた。けっこう…

内閣支持率(メモ)

小泉の80%に次ぐ歴代2位の高支持率だとのこと(日経9月28日朝刊。調査によっては小泉、細川に次ぐ第3位となっているものも)。ネットで渉猟した範囲では、 朝日新聞:63% 共同通信:65% 毎日新聞:67% 読売新聞:70.3% 日経新聞:71% 産経がどうなの…

容量オーバー!?

就任の記者会見もひどかったけれど、きのうの所信表明演説もお粗末。聞いているのに耐えられなくなり途中でテレビを消した。「似ている、何かに似ている」と思ったのだが、私の頭に浮かんだイメージは、準備不足の教師が手元のメモをチラチラ見ながらしどろ…

びびりまくり、ぶー!

きのうの組閣がらみでエントリをあげたら、リンクがいっぱいついて(当社比)、おまけにこれまで「何のことやらさっぱりわからん。一生私には縁がないだろうし」と思っていた「はてブ」というのまでついていたりして、オタオタ、ビクビク、ドキドキしてしま…

気を取り直して

「うげ」「げげげ」じゃ、いくらなんでも芸がないので、ちょっと感情的に毒吐きしてみる。 読売新聞のWeb版の本文の表記に目が点になるような、納得してしまうような。 安倍内閣が26日夜、発足する。新官房長官の塩崎恭久氏(丹羽・古賀派)が閣僚名簿を発…

おまけに少子化・男女共同参画担当だと?

げげげ。

高市早苗が入閣

うげ・・・。

ああ、はずかしい

過剰な自意識が透けて見える文章というのは、非常に見苦しいと思うのだが、精神が高揚した状態で書きつづった文章にも、同じような見苦しさがあるかもしれない。 9月20日の日記は、いずれも私の偽らない本心を書いたものなのだが、読み返してみたらたいそ…

じゃあ男性はどうなんだ。

ロート製薬の調査レポート:女性の3割以上が「秋の七草を1つも言えない」 調査のきっかけになった新発売商品(スキンケアシリーズ「役草堂(やくそうどう)」)の性質から調査対象が女性になった、というだけのことなのかもしれないけれど、この見出しの建て…

香りでリラックス

友人の法律相談に付き添った帰途、いつもは車で前を通りすぎるだけの近所の喫茶店に立ち寄った。ぷらりぷらりと歩いているうちに、何だか急にその店でコーヒーを飲んでいきたくなったのだ(普段は紅茶一辺倒)。 コーヒーが出てきてしばらくして、店の客は私…

役に立つのはうれしいけれど

専任で仕事をしていた頃、私は職場のセクハラ対策委員というのを拝命していた。セクハラ被害に遭った人たちの相談にあたったり、解決に向けて動いたり。そこで体得したことはたくさんあったし(一緒に仕事をした年長の同僚の影響も大きかった)人を見る目も…

「名前」と「リアル」

kabu.comの私設取引システム(株式の夜間取引)が開始されたことを伝えるNHKのニュースで、顔をさらしたうえで、本名ではなくハンドル(ネーム)でインタビューに応じている個人投資家を見た。 ある程度の年数ネットをやって人と交流を続けていれば、ハンド…

もうあなたには頼まないから

この友人の件で、私自身もまったく別のところで少し不愉快な思いをした。以下、八つ当たりモード(笑)。 彼女から、アドバイスを受けられる弁護士を紹介して欲しいと言われたので、私の知り合いに相談をした。知人自身は現在休職中なので、だれか相談に乗っ…