夫婦別姓

吠える亀

千葉法相、福島少子化担当相のコンビを見て、あと少しの辛抱だと思ったのだけれど、やっぱり出てきた。 あとちょっとの辛抱だと思っていたからこそ、仕事先へ提出した各種書類は――屈辱的な思いを抱きながらも――最小限の波風を立てるにとどめ(戸籍上の氏名で…

「そのままでいこうと思う」

表題は、婚姻届を出したモーグルの上村愛子選手が、記者会見で相手の氏に変えるのかを問われて答えた内容。審判が「ウエムラ」で強い印象を持っているからというのがその理由で、話し合って決めた、とのこと。婚姻届を提出したということなので、戸籍上は皆…

民法改正で解決することとしないこと

考えごとをしていてふと思ったのは、先日のエントリ葬儀記帳ご報告のコメント欄に書いた「2つの名前の間での引き裂かれ感」は、理想通りの民法改正が行われて「選択的夫婦別姓」が実現しても、もしかしたら解消しないのではないか、ということ。今回私が悩…

葬儀記帳ご報告

先日参列した葬儀での記帳だが、結局、戸籍上の氏名を書いた。記帳をサボろうという腹だったのだが、「お一人様一枚ご記入ください」と言われて書かざるを得なくなった。「この人誰?」ということになって混乱を招いてもまずかろうということで。 よく考えて…

記帳どうしようか

オットの親戚で不幸があって、明日、明後日が通夜、告別式である。知人の結婚披露宴に夫婦で出席したり、自分の親戚の葬儀に自分一人で出席したりした時は、何の迷いもなく通称で記帳をしたのだが、オットの親戚での記帳は、じつは明日が初めて。ふってわい…

和田喜代美、改め……

NHKの朝の連ドラをほぼ毎朝、とくに今作は気に入って見ていたりするのだが、オープニングに出てくるヒロインの役名が、そういえば「和田喜代美」から「青木喜代美」に変わっていた。年明け(現実にもドラマの時間でも)に「結婚します」→「2日後に披露宴」…

強制と選択

気になる言葉をみつけたのでちょっとメモ。 日経夕刊で横浜の中田市長のインタビュー記事が連載されていた(「こころの玉手箱」)が、その1回目。「クールビズ」という言葉が世間に出回る前に、彼が夏のノータイを横浜市役所に導入したときのこと。根回しの…

参院先議

今朝の日経1面、2面に、民主党が年金流用禁止法案を臨時国会で提出する方針を固めたと報じる記事があった。参院先議の手法を活用して、参院で可決された法案を衆院に送るのがねらいで、たとえ衆院で否決されても、与党の否決を数の横暴として有権者に印象づ…

わたしがわたしであることと、わたしの名前

映画監督の河瀬直美がNHKのお昼のトーク番組に出ていたので、ついつい見てしまった。作品をひとつも観たことがないのに番組を見たのは、10年前、彼女がにカンヌで賞をとったあと、結婚して、仕事上の名前まで、お相手のプロデューサーの仙頭姓に変えてしま…

氏とパワー・バランス

日経新聞の夕刊で見つけた記事。面白いというか、ああやっぱりというか。 記事は、タイ北部の山間部の村における末子相続の慣習を紹介したもの。チェンマイからほど近いポンイエンナイン村というところでは、末子相続の慣習が残っていて、娘に面倒を見てもら…

気を取り直して

「うげ」「げげげ」じゃ、いくらなんでも芸がないので、ちょっと感情的に毒吐きしてみる。 読売新聞のWeb版の本文の表記に目が点になるような、納得してしまうような。 安倍内閣が26日夜、発足する。新官房長官の塩崎恭久氏(丹羽・古賀派)が閣僚名簿を発…

「名前」と「リアル」

kabu.comの私設取引システム(株式の夜間取引)が開始されたことを伝えるNHKのニュースで、顔をさらしたうえで、本名ではなくハンドル(ネーム)でインタビューに応じている個人投資家を見た。 ある程度の年数ネットをやって人と交流を続けていれば、ハンド…